すき焼き丼は、一般的にすき焼きの具材をご飯の上に乗せた料理。すき焼きを食べるときに白いご飯を一緒に食べる方も多いでしょう。
すき焼き丼にすれば、ボリュームのある食事になるためお昼ご飯にもぴったり。甘みのある味付けで、お子様も喜ぶメニューになるはずです。
今回は、すき焼き丼の作り方やアレンジのコツなどを紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
すき焼き丼は簡単に美味しく作れる
すき焼き丼は、炊いたご飯に煮た具材を乗せるだけなので、普段のすき焼きよりも簡単に作れます。
鍋のすき焼きの場合、具材を少しずつ足していき、時間をかけて完成させるご家庭も多いでしょう。すき焼き丼であれば用意した具材を鍋やフライパンに入れて、タレで煮れば簡単です。
すき焼きのタレがあれば、調味料を量る手間もかかりません。少し安い細切れ肉を使ったり、牛肉の代わりに豚肉を使ったりといったアレンジも豊富で、飽きずに楽しめるメニューです。
すき焼き丼の簡単レシピ
すき焼き丼のレシピを、3つのパターンに分けて紹介します。
- 割り下から作るレシピ
- すき焼きのタレで作るレシピ
- めんつゆを使ったレシピ
気になるレシピがあれば、ぜひ参考にして作ってみてください。
割り下から作るレシピ
【割り下の作り方】
材料(2人分)
- 醤油:60cc
- みりん:50cc
- 砂糖:大さじ2
- だし:1カップ
作り方
- 鍋を中火にかけて、だしを加えて温める
- だしが温まったら、醤油、みりん、砂糖を加えてかき混ぜる
【すき焼き丼の作り方】
材料(2人分)
- 牛肉(薄切り):200g
- しらたき:適量
- 長ねぎ(薄切り):1本
- ご飯: 2膳分
作り方
- 牛肉は薄切りにし、野菜やしらたきも用意する
- 鍋に具材と割り下を入れて、やわらかくなるまで煮る(3分ほど)
- ご飯を盛り、具材と煮汁をかけて完成
お好みで、しいたけや人参、焼き豆腐などを入れてもOKです。なお、野菜などをいれる場合は、先に火を通してから最後に牛肉を入れると硬くなりすぎるのを防げます。
すき焼きのタレで作るレシピ
材料(2人分)
- 牛肉(薄切り):200~300g
- 玉ねぎ:1個(薄切り)
- しいたけ:適量(食べやすく切る)
- すき焼きのたれ:大さじ3~
- だし:200ml
- 青ねぎ(薄切り):適量
- ご飯:2膳分
作り方
- 鍋にだしを入れ、中火で温める。温まったら玉ねぎ、しいたけを加え、玉ねぎが透明になるまで煮る
- 牛肉を加え、色が変わるまで煮る
- すき焼きのたれを加え、全体がよく混ざるように煮る
- ご飯を丼に盛り、その上にすき焼きの具材を乗せる
- 仕上げに青ねぎを散らし、お好みで七味や紅しょうがをトッピングして完成
味の調整が必要な時は、すき焼きのタレを加減したり、醤油、砂糖、みりんなどを入れて調整したりしてください。
めんつゆを使ったレシピ
材料(2人分)
- 牛肉:200~300g
- 玉ねぎ(薄切り):1/2個
- めんつゆ(2倍濃縮):1/2カップ
- 砂糖:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 醤油:小さじ1
- 水:200mL
作り方
- 鍋に水と調味料を入れて火にかける
- 玉ねぎを加えて煮る
- 牛肉を加え、火が通るまで煮る
- ご飯を盛り、具材を上に乗せて完成
なお、牛肉は豚肉に変えても美味しく食べられます。
すき焼き丼のおすすめアレンジ6選
すき焼き丼は、さまざまなアレンジを加えて楽しめるメニューです。ここでは、おすすめの食べ方をいくつか紹介します。
長ねぎの代わりに玉ねぎを入れる
すき焼きといえば、長ねぎを入れるというご家庭は多いのではないでしょうか。長ねぎではなく玉ねぎを入れると、甘みが増してお子様でも食べやすくなるのでおすすめです。
じっくり火を通すと甘くなりやすいので、砂糖をたくさん入れて甘い味付けにするのは避けたい方にぴったり。
もちろん、長ねぎと玉ねぎの両方を入れてもいいでしょう。その他、すきやき丼に入れるおすすめの具材は焼き豆腐や麩、人参などがあります。さまざまな具材を入れて楽しむのもいいでしょう。
卵でとじる
すき焼きは生卵につけて食べる方も多いメニュー。すき焼き丼の場合は、卵で閉じると美味しさがアップします。
すき焼き丼の具材ができたら火をつけたまま溶いた卵を割り入れて、半熟程度になったら火を止めます。半熟の卵が牛肉とよく絡まって、まろやかな味わいが楽しめるでしょう。
豚肉を使う
牛肉の代わりに豚肉を使えば、一味違った丼を味わえます。豚肉は、牛肉に比べるとコストがかからないので、食費を節約したい方にぴったり。
もも肉やバラ肉など使う部位で仕上がりが異なってくるので、好みの部位を使って作ってみてください。
トマトをプラスする
すき焼き丼にトマトを入れると、あっさりと食べられます。夏の食事にもおすすめ。甘辛いすき焼きの味と、トマトの酸味が絶妙です。
トマトはプチトマトでもOK。ビタミンAやビタミンCが豊富で、栄養価もアップします。
バターを乗せる
こってり味が好きな方には、バターを乗せる食べ方もあります。ご飯の上にすき焼き丼の具を乗せて、その上にバターを1かけ乗せるだけ。
バターがじわっと溶けて、濃厚なすき焼き丼を楽しめます。トッピングを加えるだけなので、家族みんなの分を一緒に作り、必要な人だけバターを使うこともできて便利なアレンジです。
カレー風味にする
カレー風味にすると、みんなの大好きな味に。カレールーを少し入れたり、カレー粉を入れたりするだけでOK。
なお、カレールーを入れる場合は味が濃くなるため、味を見ながら少しずつ入れるといいでしょう。
いろいろなバリエーションで楽しめるすき焼き丼、ぜひご家庭の定番メニューに加えてみてはいかがでしょうか。
すき焼き丼に欠かせないのは美味しいお肉!加茂川元舗の肉を紹介
すき焼き丼は、牛切り落としや豚肉でも美味しく食べられますが、いいお肉を選べば特別感のある贅沢なメニューになるでしょう。
加茂川元舗では、熊本県産のすき焼き用肉や豚肉、馬肉などを販売しています。130年を超える歴史のある老舗であり、鮮度の高い高品質な製品をお届けしています。
すき焼き用として購入し、すき焼き丼用として少し残しておくのもおすすめ。ぜひお試しください。
くまもとあか牛 すき焼セット(加茂川特製の割り下付)
あか牛は、熊本県産の高級和牛のひとつです。自然に囲まれた飼育環境の良い場所でのびのびと育ったあか牛は、霜降りと赤身のバランスがよく、しつこくない脂の旨味を楽しめます。
特製の割り下がセットになっており、届いてすぐに美味しいすき焼きを楽しめます。1セット400gなので、半分はすき焼き丼にするといった食べ方もおすすめです。
九州産黒毛和牛 すき焼きセット(加茂川特製の割り下付)
九州産の黒毛和牛は、霜降りが特徴的。最高級品種で、特別な日の食事や贈答用にもおすすめです。
まろやかな脂をじっくり味わいたい方は、ぜひ黒毛和牛のセットをお選びください。こちらにも、あか牛と同様に加茂川の特製割り下がセットになっています。
くまもと味彩牛 肩ロースすき焼用
味彩牛は、熊本県内で12ヶ月以上肥育された品種です。黒毛和牛と乳用牛の交配種で、高品質。適度な霜降りが入っているためやわらかく、年配の方やお子様でも食べやすいでしょう。
価格も比較的リーズナブルなので、熊本県の牛肉を試してみたい方におすすめ。なお、こちらは割り下がセットになっていないので、さまざまなメニューにお使いいただけます。
すき焼き丼は簡単にできてアレンジも楽しめる
すき焼き丼は、簡単に美味しく作れるおすすめのメニューです。トマトを入れたりバターを乗せたりといったアレンジもできるので、好みの味付けで楽しめます。
安い切り落とし肉や豚肉を使っても美味しいので、ランチでも気軽に食べられます。ぜひ、ご家庭の定番メニューにすき焼き丼を加えてみてください。
加茂川元舗では、熊本県産のブランド牛であるあか牛や黒毛和牛、馬肉などを扱っています。ご自宅で新鮮で高品質な肉を味わいたい方は、ぜひ購入をご検討ください。