「ハンバーグがなかなかうまく焼けない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ハンバーグはフライパンで焼く方がほとんどでしょう。フライパンを使う場合、ちょっとしたコツで美味しく焼くことができます。
せっかく作るなら、最高の焼き上がりにしたいものです。
そこで今回は、フライパンを使ったハンバーグの焼き方を紹介します。失敗したときの対処法や、美味しいお取り寄せハンバーグも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
簡単!フライパンを使った基本のハンバーグの焼き方
まずは、フライパンを使った基本の焼き方を紹介します。
- フライパンに薄く油をひき、温める
- 中火にしたら、ハンバーグのたねを入れる
- 片面に焼き色がつくまで3分ほど焼く
- 弱火にしてひっくり返して蓋をする
- 7~8分ほど蒸し焼きにする
- 竹串などを刺し、透明な肉汁が出てくれば完成
蓋をするときに、水や酒を少量入れて蒸し焼きにするとふっくらと仕上がります。
ハンバーグの焼き方に失敗しないための7つのコツ
ハンバーグの焼き方が難しいと感じる方に、7つのコツを紹介します。
- 生地は素早くこねる
- 成形時は空気をしっかり抜く
- 真ん中をくぼませる
- フライパンを十分に熱する
- 肉汁が透明になっているか確認する
- 冷凍ハンバーグはじっくり解凍する
- 【裏ワザ】氷を包んで焼く
どれも簡単なので、ハンバーグを作る際はぜひ取り入れてみてください。
1.生地は素早くこねる
ハンバーグを作る際は、生地をしっかりこねることが大切です。ひき肉のねばりを出すことで、ハンバーグが割れたり崩たりしにくくなるためです。
ただし、こねる時間が長くなると手のひらの体温や室温により肉の脂が溶けてしまいます。肉汁たっぷりのハンバーグではなく、パサついてしまいます。
こねる前には手を冷やしておき、こねる作業はなるべく短くするといいでしょう。
2.成形時は空気をしっかり抜く
成形時にしっかり空気を抜くことで、ひび割れを防げます。ハンバーグはひき肉をしっかりこねることが大切ですが、この工程で空気をたくさん含むことになります。
成形の際に左右の手で軽くキャッチボールをするようにすると、簡単に空気が抜けるでしょう。やりすぎると肉が硬くなってしまうので、多くても10回までに留めおきます。
3.真ん中をくぼませる
こちらも成形時のポイントですが、真ん中を少しくぼませて形を作っておくと火の通りがよくなります。ハンバーグを焼くときによくある失敗が、中が生焼けになってしまうこと。
中央部分は火が通りにくいため、形状を工夫すると失敗を防げます。
4.フライパンを十分に熱する
ハンバーグを焼くときは、フライパンを十分に熱することが大切です。短時間でしっかり片面を焼くことで、肉汁をしっかり閉じ込められます。
ハンバーグのたねをフライパンに入れたあとは、焦げないように中火にすることで、生焼けも防げます。
5.肉汁が透明になっているか確認する
ハンバーグに火が通っているかどうかは、肉汁の色で判断できます。両面を焼いたあと、ハンバーグに竹串を刺してみてください。
透明な肉汁が出てくれば完成です。赤い肉汁が出てくる場合は、中までしっかり火が通っていないため、もう少し焼き時間を延長するといいでしょう。
6.冷凍ハンバーグはじっくり解凍する
解凍してから焼くタイプの冷凍ハンバーグは、解凍のやり方が重要です。時間が無いからといって電子レンジで急速解凍をすると、肉汁が出てしまいパサついた仕上がりになってしまいます。
ジューシーな焼きがありにするなら、冷蔵庫で半日ほどじっくり解凍するのがおすすめ。半解凍くらいになったら冷凍庫から取り出して自然解凍にするといいでしょう。
中には冷凍したまま焼くことを推奨しているものもあるので、商品の説明書きをしっかり読んでおくことが大切です。
7.【裏ワザ】氷を包んで焼く
ハンバーグを焼くときの裏ワザで、氷を包んで焼くとジューシーな仕上がりになります。氷を包むことで、中の温度が高くなりすぎるのを防ぐためです。
氷がとけた水が熱されて蒸し焼きになるため、生焼けも防げます。毎回ハンバーグのパサつきが気になる方は、氷を入れて焼く方法も試してみてください。
注意!生焼けのハンバーグは食中毒の危険がある
ハンバーグを焼くときによくある失敗が、焼きすぎと生焼けです。特に生焼けは、食中毒を引き起こす原因にもなるため、気をつける必要があります。
強火で焼くと外側が焦げてしまい、中までしっかり火が通りません。中火または弱火で十分に火を通しましょう。竹串で刺したときに出てくる汁が赤い場合はまだ火の通りが十分でないため、しっかり確認して食中毒を防ぐことが大切です。
ハンバーグが生焼け?フライパンで焼いて失敗したときの対処法
フライパンで焼いたハンバーグが生焼けだった場合、もう一度フライパンで焼き直すと火が通り過ぎてしまうことがあります。
失敗した時は、焼き直し以外の対処法があるので、3つ紹介します。
- 電子レンジで加熱する
- 煮込みハンバーグにする
- チーズを乗せて蒸し焼きにする
それぞれ詳しく見てみましょう。
電子レンジで加熱する
中が生焼けだった場合の手軽な対処法は、電子レンジで加熱することです。ハンバーグを耐熱皿に乗せて、ラップをかけて500Wで1~2分ほど加熱してみてください。
ハンバーグの大きさにより適切な時間が異なるので、様子を見ながら温めるといいでしょう。
煮込みハンバーグにする
フライパンに入れたまま温め直すなら、ソースを一緒に入れて煮込みハンバーグにするのもおすすめです。煮込みにすることで、ハンバーグが硬くなることを防げます。
和風や洋風など、好みの味付けにできるので美味しく食べられるでしょう。
チーズを乗せて蒸し焼きにする
フライパンで焼くなら、チーズを乗せて蒸し焼きにするのがおすすめ。チーズには油分があるため、パサつきを抑えてうま味を追加できます。
蒸し焼きにする際は、大さじ1杯程度の酒や水を入れると焦げるのを防げます。
フライパンを使ったハンバーグの焼き方に関するよくある疑問
フライパンでハンバーグを焼くときによくある疑問を紹介します。
- ハンバーグの焼き時間はどれくらい?
- 蒸し焼きにするとき、水はどれくらい入れる?お酒でもいい?
気になる方はチェックしてみてください。
ハンバーグの焼き時間はどれくらい?
基本の作り方は、片面に焼色がつくまで3分、裏返して火が通るまで7~8分なので、焼き時間は10~11分くらいです。
ただし、大きいサイズのハンバーグを作るなら、もう少し焼き時間を長くしたほうがいいでしょう。焼き時間を短縮するなら、厚みをなくして少し平べったく成形するといいでしょう。
赤い肉汁が出なくなるまで焼くとおぼえておけば、生焼けの心配は不要です。
蒸し焼きにするとき、水はどれくらい入れる?お酒でもいい?
蒸し焼きにするときは、水分を足すと焦げにくくふっくらと仕上がります。水分の量は、2人分で大さじ2~3杯が目安です。水が足りないと感じる時は、適宜足しても問題ありません。
なお、水の代わりに料理酒や赤ワインでもOKです。アルコールだけだとすぐに蒸発してしまうので、水も少量入れることをおすすめします。
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ハンバーグを作る時はフライパンでの焼き方のコツを押さえよう
ハンバーグをフライパンで焼くときは、十分に加熱する、片面をしっかり焼いてから裏返すなど、簡単なコツを押さえるだけで美味しく仕上がります。生焼けは体に悪いので、しっかり中まで火を通すことが大切です。
本記事で紹介した焼き方のポイントを参考に、ご自宅で美味しいハンバーグを楽しんでみてください。
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