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すき焼きのおいしい作り方3ステップ!5つのコツと肉の選び方も解説

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いいお肉が手に入ったのに、すき焼きがおいしく作れず悩んでいませんか。日本の代表的な料理であるすき焼きは、お肉を楽しめる料理の1つ。特別な日に食べるご家庭も多いのではないでしょうか。

すき焼きの作り方はシンプルですが、ちょっとしたコツを加えるだけでおいしく作れます。

今回は、すき焼きを美味しく作るコツやお肉の選び方を紹介します。ぜひ参考にして、ワンランク上のすき焼きを楽しんでみてください。

関東と関西のすき焼きは作り方が違う

関東と関西では、すき焼きの作り方は異なります。もともと関東ですき焼きは「牛鍋」と呼ばれており、割り下で肉や野菜を煮る鍋のような作り方が一般的です。

一方、関西はすき焼きという名の通り、焼いて食べるのが一般的と言われています。割り下を使わず、肉を焼いてから野菜を入れて醤油や砂糖で味付けします。

肉は関東も関西も基本的に牛肉ですが、北海道や東北では豚肉を使うところもあるようです。

割り下を作る、関東風のすき焼きの作り方を紹介します。基本の作り方なので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、レシピは『これなら簡単、またつくりたい! 基本の和食 定番、本格、人気メニューこの一冊で、あらゆる和の献立がマスターできます!』を参考にしています。

材料(2人分)

  • 牛肉(すき焼き用)・・・300g
  • 白菜・・・3枚
  • 長ねぎ・・・1本
  • 春菊・・・1/2束
  • 焼き豆腐・・・1/2丁
  • しらたき・・・150g
  • 卵・・・2個
  • 牛脂・・・適量

【割り下】

  • しょうゆ・・・大さじ5
  • みりん・・・大さじ5
  • 砂糖・・・大さじ4
  • 水・・・1カップ

作り方

手順1.具材を準備する

  • 白菜は一口大のざく切り、長ネギは1cm幅の斜め切りにする
  • 春菊は根元を切り落として半分に切る。しいたけは軸を切り落として表面に浅く切り込みを入れる(味がしみ込みやすくなる)
  • 焼き豆腐は4~6等分に切る
  • しらたきはざく切りにし、熱湯でさっと茹でてざるに上げ、流水で洗って水気を切る
  • 卵は常温に戻しておく

手順2 割り下を作る

鍋に【割り下】の材料を合わせて中火にかける。ひと煮立ちさせたら冷ましておく

手順3 煮る

  1. 鉄鍋を熱して牛脂を溶かし、肉2枚を広げて強火で焼く
  2. 片面が焼けてきたら割り下を適量回し入れ、肉を裏返す。好みの加減に火が通ったら溶き卵につけていただく
  3. 割り下を足して具材を適量ずつ入れる。肉も加えて火が通ったものから溶き卵につけていただく(煮汁が煮詰まってきたら水または昆布だしを適量加える)

おいしいすき焼きを作る5つのコツ

すき焼きの作り方はそれほど難しくありません。だからこそ、ちょっとしたコツを加えることでぐっとおいしくなります。

ここでは、すき焼きを作るときのコツを5つ紹介します。

  1. しらたきはアク抜きする
  2. 牛脂を使う
  3. 肉は常温に戻しておく
  4. 具材を入れる順番に注意する
  5. 鉄鍋を使う

ぜひチェックしてみてください。

1.しらたきはアク抜きする

しらたきは「アク抜き不要」と書いてあるものでも、アク抜きするのがおすすめです。石灰のエグみが取れるためです。

沸騰したお湯に入れてひと煮立ちさせるだけなので、ぜひ下準備に取り入れてみてください。

なお「肉が硬くなるからしらたきと離したほうがいい」と聞いたことがあるかもしれません。これは、しらたきに含まれる凝固剤(水酸化カルシウム)が肉を硬くすると言われるためです。

しかし、しらたきには肉を変化させるほどの水酸化カルシウムは含まれていないので、気にしなくても大丈夫です。

2.牛脂を使う

すき焼きを作るときは、サラダ油よりも牛脂のほうが風味やうま味が出ます。牛脂は融点が体温よりも高いため、鍋をよく熱してから入れましょう。

しっかり熱してからでないと、冷めたときに脂が固まって口当たりが悪くなります。長ネギを入れる場合は、煮込む前にあらかじめ牛脂で焼いておくと香りがよくなります。

3.肉は常温に戻しておく

肉は、冷たいまま焼くと固くなることがあります。調理の30分ほど前に冷蔵庫から出して、常温に戻しておきましょう。

常温にすることで、火の通り方にムラができるのも防げます。

4.具材を入れる順番に注意する

すき焼きを作るときは、具材を入れる順序が大切です。

具材を一気に鍋に入れて割り下で煮込む方法はおすすめできません。まずはお肉を先に焼いて、他の具材と混ざってないシンプルな味を楽しみましょう。次に、割り下を入れて野菜を煮ます。

その後は適宜牛肉や野菜を足しながら煮る方法がおすすめです。

5.鉄鍋を使う

本格的なすき焼きを作るなら、鉄鍋を使うとよいでしょう。鉄鍋は温度変化が少なく蓄熱性があり、鍋の温度を一定に保ちます。

高火力でお肉を一気に焼けるので、熱が伝わるまでに時間がかかって硬くなってしまうことがありません。

鉄鍋は錆びやすいので、すき焼きを作ったらそのままにせず、きれいに洗って乾かします。最後に薄く油を塗っておくと、錆びてしまうのを防げます。

おいしいすき焼きに欠かせない肉の部位の選び方

すき焼きのおいしさの決め手となるのが牛肉です。部位によって味わいが異なるので、気分によって変えるのもおすすめです。

ここでは、おすすめの5つの部位を紹介します。

  1. 肩ロース
  2. リブロース
  3. もも
  4. ランプ

ぜひ好みのお肉を見つけてみてください。

肩は濃厚な味わいが楽しめる部位です。霜が入っているので、煮込んでもやわらかいのが特徴です。

煮込んで味が染み込んだすき焼きが好きな方に向いています。

肩ロース

肩ロースは、肩から背中にかかる部位です。赤身と脂肪のバランスがよいので「肉も味わいたいけれど脂のおいしさも楽しみたい」という方におすすめです。

キメが細かくやわらかいので、お子さんや年配の方にも食べやすいでしょう。

リブロース

リブロースは背中の肋骨部の肉です。キメが細かく霜降りになりやすく、とろけるような柔らかさを楽しめます。

高級な部位なので、特別な日に食べるすき焼きにおすすめです。

もも

ももは赤身が多い部位です。肉そのものの味を楽しみたい方や、脂が気になる方にぴったり。

脂肪分が少なく煮込みすぎると硬くなるので、火にかけすぎないのが美味しく食べるポイントです。

ランプ

ランプは腰からお尻あたりの部位です。キメが細かい赤身で、ももよりもやわらかい肉質。適度な脂があり、癖がなく上品な味わいです。

あっさりしたすき焼きが好みの方に向いています。

おいしいすき焼きを食べるなら「加茂川元舗」をぜひご利用ください

肉の部位に迷ってしまうなら「すき焼き用の肉」がおすすめです。加茂川元舗は、すき焼き用の肉をはじめ、さまざまな部位を取り扱っています。

肉の名門「加茂川元舗」

加茂川元舗は、明治14年創業の老舗すき焼き屋「すき焼加茂川」に始まり、小売業、精肉卸売業などを手掛ける肉の名門です。すき焼き用の肉にはかなり自信があります。

仕入先とは「加茂川さんには悪いものを出せない」といわせるほどの深い関係性を築き、品質が保証されたもののみを取り扱っています。

2015年には加熱処理工場を新設し、徹底した品質管理の元、お客様に最高のお肉を届けるために日々努めています。加茂川元舗が提供するすき焼き用の肉を、ぜひ堪能してください。

加茂川元舗おすすめのすき焼き用牛肉3選

最も人気の部位【くまもとあか牛すき焼用】

「肉の名門」加茂川元舗が販売する牛肉の中で最も人気なのは「あか牛」です。熊本産のあか牛「阿蘇王」は、大自然の中で育っています。太陽をたっぷり浴びた牧草を食べ、よく運動しているので、脂肪が少なくやわらかい肉質です。

まろやかでやわらかいあか牛は、牛肉本来の味を楽しめるのですき焼きにぴったりです。特製の割り下がセットになった「すき焼きセット」なら、手間をかけずにサッと作れます。

最高級の味【九州産黒毛和牛すき焼用】

最高級和牛の味を求めるなら「九州産黒毛和牛すき焼用」がおすすめ。九州が誇る最高級の霜降り肉をじっくり味わってみてください。

ほどよい脂が美味しさを引き立てる【熊本県産味彩牛すき焼用】

お手頃価格ですき焼きを楽しみたい方には、脂肪がほどよく乗った熊本産の「味彩牛」がおすすめです。和牛と同等のおいしさを味わえるお肉です。

ぜひお好みのお肉を選んで、美味しいすき焼きを堪能してみてください。

すき焼きのおいしい作り方は意外と簡単!「すき焼き用の肉」はぜひ加茂川元舗をご利用ください

すき焼きの作り方はシンプルです。しらたきを下茹でしたり、牛脂を使ったり、少しのコツを抑えておいしいすき焼きを作ってみてください。

すき焼きの味の決め手は牛肉です。おいしい牛肉を手に入れて、一味違ったすき焼きを楽しみましょう。

明治14年創業の老舗である加茂川元舗では、熊本ならではの和牛や地鶏を「肉の名門」の名の下に、お客様にお届けするため日々努めています。

新鮮で高品質なお肉をぜひ味わってみてください。